岩崎醸造では、勝沼産にこだわり「甲州」と「アジロンダック」という2種類のブドウで新酒ワインを仕込んでおります。

勝沼産のブドウのみで新酒を造っているところは意外と少ないので、ぜひお試しください。

岩崎醸造が造る2つの新酒

岩崎醸造が手掛ける「甲州」と「アジロンダック 」という2品種のブドウは、勝沼に縁が深いブドウ品種。

甲州は一説では800年以上前に勝沼町岩崎で発見されたとあり、アジロンダックは明治期に日本に入り勝沼で初めて造られた赤ワインに用いられた品種です。

日本ワインの黎明期をになった2品種ということで、日本ワインの夜明けの意味合いでPOPな太陽のラベルを用いています。

シャトー・ホンジョー アジロン 2020
華やかなアロマと親しみやすい味わいが魅力。

2020年の新酒

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今年のアジロンは、凝縮感があります。7月の悪天で心配しましたが、8月に入って一気に色付き、糖度も上昇し例年通りの成熟度となりました。
例の如く、かなり手間をかけて抽出しているのでタンニンもしっかりしています。
ブルーベリーなどの黒系果実の香りにマスカットや木苺の甘美な風味。口に含むと、豊かな果実味が適度な酸とタンニンが調和しており、嫌味のない優しい甘みが魅力となっています。

シャトー・ホンジョー 甲州 2020
新酒の枠に納まらない、高い凝縮感を備えた甲州。

2020年の新酒

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数十の取引先農家から、早い段階でも十分に成熟したブドウが収穫できる農家を厳選しブドウを収穫。早摘みにもかかわらずよく色づいているものが収穫できました。凝縮感と魅力的な酸を備え、柑橘系の香りだけでなく、少しフェノリックなバラやりんごのコンポートのアロマが感じられる出来になりました。

気鋭の若手醸造家 白石が語る2020年のワイン

2020年のヴィンテージの特徴
「苦難を乗り越え、凝縮感を携えた味わいとなった2020年」

5月まで晴れた日が続き、良年が予想された2020年。開花・結実までは順調でしたが、6月は晴れ間が覗くことは少なく、7月はほとんどがの日が雨天となりベト病が広がり栽培家の頭を悩ませました。しかし、8月に入ると時折夕立があったものの天気の良い日が続き、病果を除くことで健全なブドウが収穫できました。また、例年より成熟するのが早く、糖度の高いブドウから凝縮感のあるワインが出来上がりました。

今年の仕込み日:アジロン 8月18日、甲州 9月11日

※昨年の仕込み日:アジロン 8月20日、甲州 9月12日